音声生成AIには、自然なナレーションを作れるものから、キャラクター音声、複数人の会話、業務システム向けのものまで、さまざまな種類があります。
今回は、日本語の音声生成に対応している代表的なAIモデル・サービスを7つ紹介します。
音声生成AIモデルおすすめ7選【比較表】
| AIモデル・サービス | 主な特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| ElevenLabs | 自然なナレーション、感情表現、多言語音声生成、ボイスクローンに対応 | YouTube、動画ナレーション、オーディオブック |
| OpenAI GPT-4o mini TTS | 話し方や感情、速度、トーンなどを文章で指示できる | AIアプリ、音声アシスタント、読み上げ機能 |
| Google Gemini TTS | 話し方の指示や、複数話者による音声生成に対応 | ポッドキャスト、対談、会話コンテンツ |
| Microsoft Azure AI Speech | 日本語のニューラル音声が豊富。発音・速度などの調整やカスタム音声にも対応 | 企業の音声案内、教育教材、業務システム |
| Amazon Polly | 日本語のニューラル音声をAPIで生成できる | Webサイトの読み上げ、アプリ、自動音声案内 |
| VOICEVOX | 日本語のキャラクター音声を無料で生成でき、イントネーションも調整可能 | ゆっくり系動画、ゲーム実況、キャラクター解説 |
| CoeFont | 多数のAI音声から選べ、自分の声をもとにしたAI音声も作れる | オリジナル音声、動画制作、音声コンテンツ |
※サービス名とAIモデル名を併記しています。ElevenLabsには「Eleven v4」「Multilingual v2」、Googleには「Gemini 3.1 Flash TTS(プレビュー)」など、複数のモデルがあります。
用途別に選ぶならどの音声生成AI?
| やりたいこと | 向いているAI |
|---|---|
| 人間らしいナレーションを作りたい | ElevenLabs |
| YouTube動画の音声を作りたい | ElevenLabs、VOICEVOX |
| 日本語のキャラクター音声を使いたい | VOICEVOX |
| 2人以上の自然な会話を作りたい | Google Gemini TTS、ElevenLabs |
| AIアプリに音声機能を組み込みたい | OpenAI GPT-4o mini TTS |
| 企業の音声案内や教材を作りたい | Microsoft Azure AI Speech |
| Webサービスで大量の文章を読み上げたい | Amazon Polly |
| 自分専用のAI音声を作りたい | CoeFont、ElevenLabs |
音声生成AIを選ぶときの注意点
音声生成AIは、日本語に対応していても、モデルや声の種類によって読み方・アクセント・感情表現が異なります。
特にYouTube動画や商用コンテンツに利用する場合は、利用規約も確認しておきましょう。
例えば、ElevenLabsの無料プランには商用利用ライセンスが含まれていません。CoeFontも商用利用には対象の有料プランが必要です。
VOICEVOXは無料で商用利用できる音声もありますが、使用するキャラクターごとの規約やクレジット表記を確認する必要があります。
まとめ
音声生成AIは、何に使うかによって選ぶモデルが変わります。
自然なナレーションや動画制作ならElevenLabs、キャラクター音声ならVOICEVOX、複数人の会話コンテンツならGoogle Gemini TTSが候補になります。
また、AIアプリの開発にはOpenAI、業務システムへの導入にはMicrosoft Azure AI SpeechやAmazon Polly、自分の声を使った音声コンテンツにはCoeFontも選択肢です。
まずは用途に合ったモデルを選び、実際に日本語のサンプル音声を生成して聞き比べると、自分の制作スタイルに合うものを見つけやすくなります。

