ElevenLabsの料金表を見ると、
「Starterは30,000クレジット」
「Creatorは121,000クレジット」
と書かれています。
でも、動画を作る側からすると、
「30,000クレジットって、結局動画を何本作れるの?」
こっちのほうが知りたいですよね。
僕は実際にElevenLabsを使って、日本語のキャラクターナレーション動画を作っています。
使う前は、10分くらいの動画を何本か作ったら、すぐクレジットがなくなるのかな?と思っていました。
でも実際に使ってみると、日本語の音声生成だけなら思ったほど減りませんでした。
僕の場合、現在使っている低価格帯のプランで、
ショート動画:月5〜6本
10分くらいの動画:月3〜5本
このくらい作れています。
しかも毎月クレジットを全部使い切っているわけではなく、使わなかった月もあったので、現在は約65,000クレジットまで貯まっています。
この記事では、ElevenLabsの料金を「何クレジットもらえるか」だけではなく、日本語音声で動画を作る場合に、
「ショートなら何本くらい?」
「10分動画なら?」
「15分動画なら?」
という動画を作る側の感覚に置き換えて見ていきます。
ElevenLabsの料金プラン
まず、2026年9月時点のElevenLabs公式料金は以下のようになっています。
日本語だから料金が高くなる、外国語だから安くなるということはなく、基本的に料金プランは同じです。
ただし、料金はドル表記なので、日本円で支払う場合はそのときの為替レートによって実際の支払額が変わります。
※日本円は1ドル=約157.75円で自動換算。ここでは、為替レートは約6時間ごとに更新します。
プラン
月額料金
日本円の目安
月間クレジット
Free
$0
約0円
10,000クレジット
Starter
$6
約947円
30,000クレジット
Creator
$22
初月 $11約3,471円
初月 約1,735円121,000クレジット
Pro
$99
約15,617円
600,000クレジット
Scale
$299
約47,167円
1,800,000クレジット
Business
$990
約156,173円
6,000,000クレジット
Creatorは初月50%オフの$11。
年間払いの場合は10か月分の料金で12か月利用できます。
また、YouTubeなどで商用利用する場合に重要なのが、Starterから商用ライセンスが付くことです。
無料プランは、まずElevenLabsの音声を試してみるためのプランと考えたほうが分かりやすいと思います。
ElevenLabsの音声生成は、基本的に日本語1文字につき1クレジット消費します。
ただし、使用するモデルやAPI経由かどうかによって消費量が安くなる場合があります。
「30分使える=10分動画3本」ではない
ここは、実際に使ってみて分かりにくかったところです。
公式では、Starterプランで、テキスト読み上げ約30分という目安があります。単純に考えると、「10分動画なら3本しか作れないの?」と思いますよね。
でも、実際の動画では10分間ずっとナレーションが流れているとは限りません。間がありますし、映像だけの部分もあります。
僕が作っている解説動画でも、動画の長さ=ElevenLabsで生成する音声の長さではありません。
だから僕の場合は、10分程度の動画を月3〜5本作りながら、ショート動画も5〜6本作れています。
ここは公式の「音声○分」を、そのまま「動画○分」と考えないほうがいいです。
ショート・10分・15分動画なら何本くらい作れそう?
動画によってセリフ量がかなり違うので、「絶対に○本」とは言えません。
そこで、
ショート:音声30〜45秒程度
10分動画:ナレーション5〜7分程度
15分動画:ナレーション8〜11分程度
くらいとして、さらに音声の作り直しも少し入る前提で考えてみます。
すると、だいたいこのくらいが目安になります。
| プラン | ショート | 10分動画 | 15分動画 |
|---|---|---|---|
| Free | 約10〜15本 | 約1本 | 0〜1本 |
| Starter | 約30〜45本 | 約3〜5本 | 約2〜3本 |
| Creator | 約120〜190本 | 約13〜19本 | 約8〜12本 |
| Pro | 数百本以上 | 約70〜90本 | 約40〜60本 |
もちろん、これは完全な答えではありません。セリフが多い動画なら減りますし、ほとんど喋らない動画ならもっと作れます。
さらに、使う音声モデルでもクレジット消費量が違います。
つまり、「同じ10分動画だから同じクレジットを使う」わけでもないんです。
これが、単純に動画時間だけでは計算できない理由です。
具体的に僕の場合(Eleven v3)
6分の動画 : 約2000文字(2000クレジット消費)
9分の動画 : 約2900文字(2900クレジット消費)
すべてがこれらの文字数ではありませんが、こんな感じにもなっています。なので、単純に10分動画だから同じクレジットを使うとは言えません。
余談ですが、ボイス作成すると、けっこうクレジットを消費します。

この場合は、350クレジット消費でした。↓

僕の場合はStarterクラスでも意外と足りている
実際に僕が使っている感覚では、音声生成だけなら思っていたよりクレジットは減りません。
ショートを月5〜6本。
さらに10分程度の動画を3〜5本。
このくらいの使い方なら、低価格帯のプランでも今のところ困っていません。
もちろん、
ナレーションが多い動画なのか?
何回作り直すのか?
どの音声モデルを使うのか?(僕はEleven v3)
によって変わります。
なので、最初から大きなプランを契約するより、自分の10分動画1本で何クレジット減るかを一度やってみて確認したほうが早いです。
1本作れば、自分の場合の月間本数がかなり見えてきます。
音声生成に失敗したとき、無料でやり直せることもある
もう1つ、実際に使っていて気づいたことがあります。
音声を生成したときに、
「なんか読み方がおかしい」
「ここだけ変な音声になった」
ということがあります。
そんなとき、無料で1〜2回ほど再生成できる表示が出ることがあります。
ただ、これが毎回出るわけではありません。
出るときもあれば、出ないときもあるので、正直なところ僕も条件はよく分かっていません。
ただ、生成ミスが起きたときにこれが表示されれば、クレジットを追加で消費せずにやり直せるので助かります。
ElevenLabsは、修正するたびに必ずクレジットが減るという感じでもなく、こうした無料の再生成が使えることもあります。
動画生成を使うと減り方が全然違った※一気にクレジット消費された!!
ここは注意です。
僕はElevenLabsを主にナレーション作成に使っています。音声生成だけなら、「思ったより減らないな」という感覚でした。
ところがElevenLabs内にある動画生成を使ってみると、クレジットの減り方がかなり大きくなりました。
「おいっ、クレジットが一気になくなった!どうしてくれんねん!」という感じです。
なので、ナレーションを作るためにElevenLabsを使う人と、ElevenLabsの中で動画や音楽まで作る人では、同じ料金プランでも必要なクレジットが全然違ってきます。
僕のようにナレーションが主目的なら、音声生成だけに使ったほうがクレジットはかなり長持ちします。
使わなかったクレジットは翌月に残る
これも実際に使っていて助かっているところです。
僕の場合、使い切らなかったクレジットが翌月に残り、そこへ新しい月のクレジットが追加されています。
使わない月もあったので、現在は約65,000クレジットまで貯まりました。
毎月必ず動画を作るわけではない人にとって、これは結構ありがたいですし、お得な気分です。
ただし、プランを解約したりダウングレードしたりすると、未使用クレジットの扱いが変わる可能性があるので、契約変更前には公式ページを確認したほうがいいです。
結局、どの料金プランがいい?
僕なら、動画制作目的ならこう考えます。
| 動画の作り方 | 候補 |
|---|---|
| とりあえず音声を試したい | Free |
| ショート中心+10分動画を月数本 | Starter |
| 10〜15分動画を毎週作る | Creator |
| 大量制作・複数チャンネル | Pro以上 |
特に個人でYouTube動画を作るなら、いきなりCreatorやProにする必要はないと思います。
僕自身、実際に使ってみるまではクレジットがどれくらい減るのか分かりませんでした。でも使ってみると、音声生成だけなら意外と減らない。
まずStarterあたりで動画を1本作って、「自分の動画1本=何クレジット」を確認する。
そこから月の投稿本数を掛けたほうが、自分に必要なプランはかなり正確に分かります。
逆にElevenLabs内で動画生成や音楽、効果音までガンガン使うなら、話は別です。その場合はクレジット消費が一気に増えるので、Creator以上も視野に入れたほうがいいと思います。
僕のように「YouTube動画のナレーションを作りたい」という使い方なら、難しく考えなくても大丈夫です。

